サロマ湖ウルトラマラソンでの暑さ対策【装備、レース中】

サロマ湖ウルトラマラソンが1週間後に迫ってきて、毎日天気予報を見るようになってきました。

現在の予報だと最高気温17度、最低気温12度、曇り時々雨になっています。

暑すぎず寒すぎずの天気かなぁという感じですが、もう少し気温が下がると本当に走りやすそうですね。

でも1週間後の天気がどうなるかはまだまだわかりませんので、なにが起きても良いように準備を整えておきたいですね。

前回は寒さ対策をまとめました。
サロマ湖ウルトラマラソンでの寒さ対策、雨対策【装備、準備編】
サロマ湖ウルトラマラソンでの寒さ対策、雨対策【レース中のトイレ問題】

今回は暑さや日差しに対しての対策を考えてみたいと思います。

暑さ対策装備

私の考える暑さ対策装備は以下です。

帽子

日差しを遮るための帽子は必須ですね。

木陰が多いレースなら良いのですが、日陰がまったくないようなレースでは帽子は必ずかぶるようにしたいです。

個人的に最近利用しているのですが、Airpeakがおすすめです。
通常の帽子にくらべて10度位頭頂部の温度を下げることができ、熱中症の予防に効果があると言われていますね。

2018年新モデル/Airpeak SpeedⅡ(エアピーク スピードⅡ)

Flow System-対流効果を利用した通気システム-を採用しています(つば部、側部、頭頂部に通気口/帽子と額の間に隙間ができる仕様/二層構造により風の通り道を確保)

先日の柴又ウルトラマラソンに応援ランに行ったのですが、かなりの暑さでしたがかなり効果があると感じました。

色はやはり白系が良いと思います。

首まわり

砂漠マラソンなどでよく利用される後頭部まで布地がついている帽子を利用するのは暑さ対策として良いと思います。

また冷却効果のあるネッカチーフのようなものを首に巻くのもおすすめです。

マジクールという商品がランナーの間ではよく利用されているようです。


マジクール

ただの布ではなく、冷却ポリマーに数分水を吸わせると5時間くらいは冷却効果が続くということで、長時間のウルトラマラソンには大きな助けになるのではないでしょうか?

首元の大きな血管を冷却することは熱中症対策としては効果が高いと考えます。

1本700円程度なので持っていても良いと思います。

ウェア

ウェアは速乾性能かつ吸汗性能が高いものがやはり良いと思います。

暑くなると水かぶりをする人も多いと思います。

頭から水をかぶってしまうとウェアがずぶ濡れになってしまいますが、ここまでずぶ濡れになってしまうと速乾性のものでも乾くのが追いつかなくなり、素肌にひっついて逆に暑苦しさや動きにくさを感じる場合があります。

それを防止するために、ウェアの下にはドライレイヤーと呼ばれるシャツを着るようにしています。
finetrackがおすすめです。

一枚着るのが増えるので暑くなりそうですが、汗戻りがなく、常に素肌がサラッとするため逆に涼しさを感じますよ。

ファイントラック(finetrack) スキンメッシュ ノースリーブ

優れた耐久撥水性を備え、肌に直接着用することで、濡れを肌から離すドライレイヤー®です。
たとえ吸汗速乾ウエアが汗や雨でずぶ濡れになったとしても、ドライレイヤー®を
着用していることで肌が濡れ続けることを防ぎ、低体温症などのリスクを大幅に軽減します。

私はこのノースリーブ型を着ているのですが、ひとつ難点があって、結構ワキが擦れるんですよね。

擦れ防止のクリームをしっかり塗っておくこともおすすめします。

アームスリーブ

筋肉のぶれを防ぎ疲れにくくするという効果があると言われているアームスリーブですが、防寒用として利用されている方も多いと思います。

ウルトラマラソンでは早朝スタートなため、日中は気温が上がる場合でも、朝は結構寒い場合もあるので、アームスリーブをしておくと調整が簡単にできるので良いです。

また暑い場合には不要という方もいるかもしれませんが、素肌を日光に直接当てないことで逆に涼しさを感じる場合もあるようです。

アームスリーブを水に濡らして腕にはめることで、体の外側からじっくり冷やしてくれることができるので、これもまた暑さ対策として優れていると思われます。

色は黒系だと光を集めてしまうので、白系が良いのではないかと思いますね。

ザムスト(ZAMST) 着圧アームカバー アームスリーブ

日差し対策

紫外線を長時間受けると皮膚だけでなく、体全体にダメージが出てしまうようです。

顔だけでなく、首周りや腕、脚にもしっかりと日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。

尋常じゃない汗をかきますので、ウォータープルーフタイプのものが良いと思います。

また個人的にはサングラスも日差し対策としては重要だと考えています。

目を紫外線から守ることもできますし、ギラギラした日差しを遮ることで気持ち暑さがやわらぐような気がします。

何よりサングラスをかけるとなんか自分が一流アスリートになったような気がして、テンション高めで走れますよね。

自分はユニクロで買った1000円くらいのUVカットのものを使ってますが、これで十分かなと思っていますが、自分がかっこいいと思えるスタイルで走るというのも、暑くなるレースのなかでモチベーションを上げるためには必要じゃないですかね。

レース中の対策

レース中は水分とミネラル、塩分のマネジメントをしっかりと考えておきたいですね。

水分だけを取り続けると良くないです。

低ナトリウム血症という症状になる可能性があります。

汗をかいたときにミネラル分やナトリウム分が体から出てしまうのですが、水分だけを補給しているの、それが体に入らないため様々な障害がでてくるようです。

私は以前、四万十川ウルトラマラソンの際に、低ナトリウム血症になってしまい、頻繁に尿意がくる症状に悩まされました。

塩分チャージや塩飴などを利用される方も多いと思いますが、自分がどれだけ汗をかいて水分と塩分を排出してしまったのかを考えながらこまめに補給をしていくことをおすすめします。

エイドでは甘いものが多いのですが、梅干しやめんつゆ系(うどんやそうめん)があれば必ずとるようにしています。

最近では携行しやすい塩をもってときどきペロペロなめながら走ってます。

大量の塩を直接取るのは良くないそうですので、少しずつ失った塩分を補給するようにしたいですね。

最後に

先日みた海街Diaryという映画のワンシーンで
「神様が何もしてくれないんだったら、自分でなんとかするしかないだろ」
というセリフが出てきました。

この言葉が胸にぐさっときたのですが、マラソンの準備ってまさにこのことだよなと思いました。

マラソンでは神様は何もしてくれないですからね。
自分の脚で少しづつゴールに近づくことしかできないんで。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

---------------------------

股ズレに悩む男性向け最強パンツ
私の勝負パンツ(笑)を公開。
MY PAKAGEというパンツなのですが、これ本当に股ズレしないです。
マラソンやトレランでずっと股擦れに悩んできたのですが、これに出会ってからは股擦れしなくなりました。

体験レポートをまとめていますので、お悩みの方はぜひ読んでみてください。
-->体験レポートはこちら