ウルトラアカデミー荒川に参加した感想、豪華講師陣との4時間走がすごかった

走っている間も、走ってないときも、講師の方々が様々なアドバイスをしてくれて、こちらがいろいろ質問をすることにとても丁寧に答えてくれました。

たとえば、皆さんはシューズの紐って意識したことがありますか?
実はシューズによっては、メーカーがつけてくる紐に良し悪しがあるので、紐を変えるだけで履き心地が大きく変わるという話をご存知ですか?
私は知らなかったので、その話をシューフィッターの北川司さんから教えていただいたときは目からウロコでした。(北川司の非常識で正しいシューズの選び方

胃腸が弱いタイプで、ウルトラマラソンのときは胃薬が手放せないのですが、青谷瑞記選手からは、そもそも胃薬に頼らないとならないというところに着目して、そこを改善できないかっていう考えを持ったほうが良いというアドバイスをいただきました。
具体的にはレースに向けて、胃腸に良いことをちゃんと積み上げていくということですね。食事、飲み物、睡眠など気をつけることはたくさんあるので、もっと事前の対策としてできることがたくさんあるよということ。
※青谷瑞紀選手は24時間マラソン日本代表の常連選手です。レース参戦記が以下にあります。TJARのがすごいです。
http://trainic-world.org/finishers-note

これも全く考えになかったです。
自分はそういう体質だと思って、レース前日にアルコールを抜くくらいのことしかしていなかったので、全力で自分の胃腸に謝りたい気持ちでいっぱいです。

4時間走では、ウルプロの新澤コーチが突然
「では皆さん、実験をしてみましょう。私が手を叩いたら、皆で後傾になって走ってみます!はい!」
と言って、皆で後傾気味に走ることをやってみました。
そうすると一気に走りにくくなりスピードが落ちます。
「わかります?こういうことなんです!ではもう一度手を叩いたら、前傾になってみますよ。はい!」
みなで前傾で走ります。
すごい走りやすく、スピードが楽にでるのを体感します。
「どちらの姿勢が楽ですか?」

というように、走りながらすぐに体感できるアドバイスをいくつかいただくことができました。
新澤コーチは「ウルトラプロジェクト」というランニングスクールを主催されていますので、様々なメソッドをお持ちだし、アドバイスが本当に的確です。

ウルプロではお試し参加があるそうなので、ちょっと参加してみたいなと思っています。

前傾姿勢は楽に進むのを体感

また外池翔太郎選手(1月に行われたTOKAIDO ULTRA MARANIC HAKONE 2daysで優勝)からも、面白い話をいろいろ聞くことができました。外池翔太郎選手はこのあとUTMF、サロマウルトラにチャレンジされるそうですが、トップ選手の本気の走りを間近で見ることができて、とても刺激になりました。

ここでのご紹介は一部ですが、本当に内容の濃い時間を過ごすことが出来ました。
そして自分では絶対に追い込めないレベルで4時間走追い込むことができ、良い感じで全身筋肉痛です。

この全身筋肉痛と様々なアドバイス、2,000円は安すぎます!!

最後に井上コーチは参加者たちに
「イイことを学んだ!で終わりではなく、ちゃんと結果に反映してください。」
と釘を刺していました。

参加しただけでつい自分がすごく成長した気になってしまうのですが、習ったことを実践することができてはじめて参加してよかったと言えるわけなので、参加された方はみな気を引き締めていたと思います。

このような講習会の機会があればまた参加したいなと思える良い講習会でした。
講習会の後はみなで銭湯に行き、懇親会でまたいろいろなお話をお聞きして終了。
充実した一日でした。

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