GARMIN向けLocationLiveで位置情報をシェア。使い方とIFTTTの設定方法。

LocationLiveというGARMINのConnectIQ向けのアプリをリリースしました。

位置情報を設定した時間間隔でGmailやfacebookやtwitter、slackなどに送信することが可能なデータフィールドです。

そのためランニングやトレイルランニングで自動的に位置情報を友人に伝えることが出来るようになります。

友人同士でslackに共有するようにしておけば、レースの際にも誰がどこまでいったのかを確認することができるようになる便利なツールです。

仕組みとしてはIFTTTを使っているので、ぜひ便利な連携方法を試してみてください。

Ver2でIFTTT連携から独自のサービス連携に変更し、簡単に利用できるようになりました。
ガーミン(Garmin)の位置情報共有サービス「LocationLive」は応援メッセージも送れる【使い方】

LocationLiveの機能

・データフィールドとして動作
・ユーザーが設定した時間間隔でユーザーの位置情報をIFTTTに送信
・簡単操作でONOFFの切り替え
・時間間隔も設定変更可能

GARMINにはすでにLiveTrackという機能がついていますので、それを使えばユーザーがいまどこにいるのかを共有することが可能です。
ただLiveTrackの機能は使い方が若干難しいのと、通信を頻繁におこなっているように見えるのでGARMINとスマートフォンのバッテリーの減りが心配です。

そこで、10分に一回、または1時間に一回などユーザーが決めた時間に位置情報を共有することができれば良いのではないかということで作ってみました。

LocationLiveの仕組み

LocationLiveは以下のような仕組みで動作します。

LocationLiveがスマートフォンにデータを送信

スマートフォンからIFTTTにデータを送信

IFTTTのWebhooksというサービスがデータを受信

webhooksに関連付けられた動作が実行

LocationLiveをインストール

まずはこちらのGarmin ConnectIQストアから、アプリケーションをインストールしてください。
ダウンロード

インストールボタンを押すと、デバイスの選択画面が表示されるので、インストールするデバイスを選択してください。

GarminConnectMobileやGarmin Expressで同期を実行すると、LocationLiveがGARMINデバイスにインストールされます。

IFTTT keyの取得

IFTTTに登録する方法

まずはIFTTTというサービスにユーザー登録をおこなってください。

IFTTT

このサイトでユーザー登録をおこないます。

facebookアカウントでログインすることが可能です。

ユーザー登録ができたら、ログインをおこなってください。

IFTTTのwebhookを利用する設定

次にIFTTTのSearch画面で

webhooks

と入力して、検索をおこなってください。webhookというのは、webアプリケーションで使われる用語なのですが、何かのアクションをトリガーにして何かを実行させたいというときに使われます。

今回はGarminからボタンを押されたことをIFTTTに教えたいのですが、その手段としてwebhooksを利用することにします。

webhooksが検索結果に表示されたら、webhooksをタップします。

webhooks画面になりますので、この右上にある歯車のマーク(設定)をタップします。

設定画面が表示されますので、この画面に表示されているURLのhttps://maker.ifttt.com/use/の後ろの文字列をあとで使うのでコピーして置いてください。

LocationLiveの設定

IFTTTでwebhooksのkey情報を取得できましたら、今度はGarmin Connect Mobileを起動してください。

左上のメニューボタンを押して、メインメニューを表示します。

メインメニューの下の方にGarminデバイスというメニューがあるのでこれを選択してください。

次に、LocationLiveをインストールしたデバイスを選択します。

デバイスの画面になりましたら、その画面から次の順に操作をしてください。

アクティビティ&アプリの管理

データフィールド

LocationLive

設定

を押してください。

これでLocationLiveの設定画面が表示されたと思います。

・ONOFF
一番上のONOFFはその名の通り、この機能の有効無効を切り替えるボタンです。ボタンが青くなったらONになります。

・ifttt webhooks key
この部分にさきほどIFTTTサービスでコピーしたwebhooksのkeyをペーストしてください。

・Send Interval
ここは送信する時間間隔になります。5以上を入力してください。単位は分になります。はじめはテストをするために5分に設定し、実際に使うときには長めにするのが良いと思います。

IFTTTでAppletを作成する

次に再度IFTTTの画面に戻ります。

IFTTTの画面の上部にあるMy Appletを選択します。

My Applet画面の右上にあるNew Appletを選択します。

するとこのような画面が表示されますので、ここで+thisと書かれてる部分をタップしてください。

次に検索画面でwebhooksと入力します。

webhooksというサービスが出てきますので、これをタップします。

webhooksのevent名の入力画面が表示されますのでここに

locationlive

と入力して、Create triggerを押してください。

次にこちらの画面に遷移しますので、+thatの部分をタップします。

今回は試しに、Gmailと接続させてみたいと思います。

検索画面でGmailと入力します。

Gmailが表示されましたら、Gmailをタップします。

試しに自分自身にメールを送ってみます。
Send yourself an email
を選んでください。

設定画面で、いろいろ書いてありますが、Value1やValue2、Value3と書いてあるところにはLocationLiveから送信した緯度、経度、google mapへのリンクが自動的に入ってきます。

なので、今回はこのままCreate actionをタップしてください。

確認画面がでたら、finishボタンをタップします。

これでLocationLiveを使う準備はデータフィールドにLocationLiveを追加する作業だけです。

 

データフィールドの登録

ではデータフィールドにLocationLiveを追加してみたいと思います。

1.右上のSTART/STOPボタンを押します
2.アクティビティの選択画面でランが選ばれている状態でUPボタンを長押しします。
3.ラン設定のメニューが出たら、ラン設定を選択します。
4.トレーニングページを選択します。
5.LocationLiveを表示したいページを選択して、START/STOPボタンを押します。
6.ページ編集画面でLocationLiveを表示したい場所を選び、START/STOPボタンを押します。
7.ConnectIQを選び、START/STOPボタンを押します。
8.LocationLiveを選択します。

表示が

ON/5min

と表示されれば、設定も問題なしです。OFFと表示されている場合には、再度Garmin Connect Mobileと同期を試してみてください。

動作確認

では最後に動作を確認してみたいと思います。

ランニングアクティビティを表示して、GPSの電波を捕まえてください。

GPSの電波をキャッチできたら、ランニングをスタートしてみてください。バックグラウンドでの送信となるため初回送信が時間がかかる場合もありますが、概ね設定した時間間隔でGmailが送信されるはずです。

さまざまなシーンで利用

こんなシーンで利用できると思います。
・友人と一緒のレースにでるときに、slackで情報を共有
・ランナーズアップデートなどのサービスがないレースで位置情報を家族に伝える
・トレイルランニングやハイキングなどでの定期連絡用に位置情報を共有
・ウルトラマラソンのような長時間のレースで位置情報を共有したいとき

IFTTTにはさまざまなサービスが連携できるようになっているので、ぜひ楽しい使い方を試してみてください。

ストアに評価やコメントをいただけるとうれしいです。

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