前回の続きで、ConnectIQアプリの開発環境の作り方を説明していきたいと思います。
前回は、こちらです。Visual Studio CodeでConnectIQの開発環境を構築する方法【Mac】
Visual Studio CodeがあるMacに、ConnectIQのSDKをインストールし、Visual Studio CodeにMonkeyCの拡張機能を追加しました。
次にインストールしたSDKへのPATHを通す作業やConnectIQアプリを作るための設定をおこなう必要があります。
このあたりの作業を説明していこうと思います。
developer keyの設定
まずはdeveloper keyの設定をおこないたいと思います。
こちらは開発したアプリが正しく私のものですよという情報を、ConnectIQアプリをビルドする際に付与するためのキーになります。
過去にEclipseで開発していた人は、そのdeveloper keyを使います。
新規で開発を始める方は新しくキーを作成する必要があります。
新規でキーを作成するためには、
Visual Studio Codeを起動して、Command + shift + Pを押してください。
するとコマンドパレットと呼ばれるコマンド入力画面が表示されます。
こちらにGenerate a developer key と入力(全部入力しなくても大丈夫)、Monkey C: Generate a Developer Keyを選択してください。
developer keyをどこに保存するかを聞いてくるので、適当なフォルダに保存するようにしてください。
このdeveloper keyは大事なので無くさないように注意してください。
PATHを通す作業
つぎに開発環境構築でちょいちょいでてくるPATHを通す作業です。
このPAHTを通す作業ですが、初心者の方には、なんぞや?これは一体何をするためのおまじないなのだ?
と疑問がいっぱいで、なにか怖い作業のような感じがしてしまうと思います。
簡単にいうと開発などをする際のさまざまな便利ツール類がある場所をPCに教えてあげるための呪文だと思ってくれれば良いです。
別に間違えてもPCが爆発するわけでもないので、あまり気負わずにささっとやってしまいましょう。
基本、コピペで大丈夫です。
Macでターミナルを起動します。
黒い画面で怪しい文字列が並んだ画面が出てきますが、あまり気にせず$マークの横に次の一文をコピペしてください。
export PATH=$PATH:`cat $HOME/Library/Application\ Support/Garmin/ConnectIQ/current-sdk.cfg`/bin
そしてenterキーを叩いてください。
次に、このPATHをパソコンの設定ファイルにも記載しておく必要があるので、次の呪文も唱えておいてください。
touch ~/.bash_profile
open ~/.bash_profile
するとテキストエディタが立ち上がってくると思います。
.bash_profileというファイルがオープンされた状態になります。
この.bash_profileにさきほどと同じ文字列を入力して保存して、ファイルを閉じてください。
export PATH=$PATH:`cat $HOME/Library/Application\ Support/Garmin/ConnectIQ/current-sdk.cfg`/bin
こちらでPAHTを通す作業は完了となります。
正しくPATHが通っているかを確認するために、続けてターミナルに
monkeyc -v
と入力してみてください。
すると、次のようなメッセージが表示されませんか?
Connect IQ compiler version 4.0.9
このバージョン情報は、インストールしたSDKのバージョンによって異なる可能性はありますが、このようにmonkeycというコマンドを入力して、コンピュータがそれを認識し、情報を返してくれたということは、コンピュータがConnectIQのSDKを見つけられる状態になっているということなので、これで開発環境の構築は完了となります。
さてこれでようやく開発環境の構築ができたので、次はWatch Faceでも作ってみましょう。
股ズレに悩む男性向け最強パンツ
私の勝負パンツ(笑)を公開。
MY PAKAGEというパンツなのですが、これ本当に股ズレしないです。
マラソンやトレランでずっと股擦れに悩んできたのですが、これに出会ってからは股擦れしなくなりました。
体験レポートをまとめていますので、お悩みの方はぜひ読んでみてください。
-->体験レポートはこちら