サロマ湖ウルトラマラソンでの寒さ対策、雨対策【装備、準備編】

6月24日に行われるサロマ湖ウルトラマラソンですが、去年も参加したのですが86km地点で無念のリタイアでした。

その時点で8時間30分ほどでサブ10狙えるかというような良いペース。

直前まで沿道の声援に手をふったり、応援ありがとうと声をだすくらい元気だったのですが、一体何が起きたのか?

実はワッカに入ってから急激に寒くなり、降り注ぐ雨と海からの冷たい風に一気に体が冷やされて低体温症になってしまったのです。

なんとか86km地点のエイドにたどり着いたのですが、体の震えは止まらず、そこでDNFを決断しました。

今年ももしかしたら寒さが厳しいサロマが待っているかもしれません。

昨年の反省をしつつ、ウルトラマラソンでの雨や寒さへの備えはどのようなものが必要かをまとめたいと思います。

昨年の反省点

こちらが昨年の私の2017年のサロマ湖ウルトラマラソンに出場した時の服装です。

これにアシックスから発売されているベスト型のポンチョと手袋をして走りました。

頭から見ていきましょう。

・帽子
なぜサンバイザー。。。

大雨が予想されていたこの日、なぜこの人はサンバイザーで格好つけているんでしょうね?
頭皮に直接雨に当たって酸性雨が怖くないんでしょうか(笑)

どう考えてもミスチョイスでした。
雨を防ぐためにも撥水、防水のキャップなどがあればよかったと思います。

・ポンチョ
大雨が降っているのに、気休め程度のポンチョ。
両手も頭も守れないようなポンチョではつけている意味がまったくなく、走り出してすぐに全身ずぶ濡れでした。

・手袋
防水でもなんでもない手袋だったので、走り出してすぐにずぶ濡れに。
風が当たると冷えてしまってまったく意味がない。

・ウエア
半袖シャツ、シャツの下にファイントラック、アームスリーブ。
雨が降る、寒くなるということがわかっていたのに、軽装すぎた。

と、まぁ良いところが全くない装備です。

サロマ湖ウルトラマラソンの寒さは厳しい

一言でいうとこのとき完全に北海道の寒さをなめていました。

寒くたって、走れば暑くなるからと。

確かに東京でも真冬に走っても少ししたら体が温まるので、同じような格好で走っても全く問題ないです。

でもサロマはところどころで周りになにも遮るものがない海風吹きさらしのエリアがあるのです。

それがまず前半と中盤、そして終盤とまんべんなくやってきます。

特に最後のワッカ原生花園エリア。

ここはオホーツク海からの冷たい風がビュービュー吹き込んできます。
サロマ湖ウルトラマラソンのホームページやガイドブックではきれいな花が咲き乱れ、青空で、とても気持ちの良さそうな雰囲気です。

ですがもし雨風が厳しい日だった場合、ここは地獄です。

想像してください。

逃げ場もない、風を遮るものもない、雨水がところどころで大きな水たまりをつくり、そこにジャブジャブ入っていかないとならない。

靴を通して氷水のような冷たさが入り込み、体を芯から冷やします。

そして容赦のない海風が体から体温を奪っていきます。

後悔をしないために事前準備を

そのため、天気予報とにらめっこし、寒さ対策をしっかりおこなっておかないと昨年の私と同じように寒さで体が動かなくなるかもしれません。

これだけはお伝えしたいのですが、

足が残っていて、制限時間もたっぷりあるのに、リタイアしたときの後悔は半端ない

です。

私はこの後悔を一年間引きずりました。

なので、これを読んでいる人にはぜひ、しっかり対策を考えてトライしてほしいと思います。

準備はやりすぎるほどやっても良いと思います。

雨の日対策用装備

そこで私が考えた雨の日対策用の装備です。

・雨具
まずは雨具です。

昨年はポンチョで雨のサロマを走るというドラクエでいうところの木の棒で竜王に挑むようなことをしてしまいました。

そこでちゃんとしたレインウェアを購入しました。

どのメーカーのでも良いと思いますが、

撥水性がしっかりあり

耐水性がしっかりあり

蒸れない

レインウェアを絶対に用意しましょう。
撥水性や耐水性だけでなく、蒸れないというところが結構重要です。

ちゃんと汗を外に出してくれるようなものが良いですね。

ちなみに私はこちらを購入しました。


[ザ・ノース・フェイス]ストライクトレイルフーディ Strike Trail Hoodie メンズ

レインウェアは上下あったほうがいいのか、どうかという点ですが、これはちょっと悩みどころですね。

レインウェアのズボンを履いてしっかり走れるならば、それでも良いと思いますが、下半身は上半身に比べて筋肉を使いまくっている部分なので多少雨にぬれても大丈夫ではないかと思います。
逆に冷やしながら走ることでいつも以上に調子がでるかもしれません。

まさに昨年がそれで、低体温症でリタイアでしたが、次の日は脚はまったくダメージがなかったです。

後半かなり歩きが入ってしまうことが予想される人はエイドの荷物にレインウェアのスボンを入れておき、エイドで着替えたりすると良いかもしれませんね。走っていれば大丈夫な寒さも歩きだとかなりきついと思いますので。

・手袋
昨年雨で真っ先に動かなくなったのは腕です。

ワッカに入ったときにあまりの寒さに両手をTシャツの袖を通さず全部中にしまって、棒のようになって走りました。。。

腕、特に手先ですね。

手先から寒さが入ってくるような気がしますので、手袋をしっかりしたほうが良いです。

それも防水手袋が良いと思います。

それでも寒さが厳しいかもしれないので、通常の手袋の上に防水の手袋をするなどの2枚重ねが良いです。

知人は軍手の上に、食器洗いなどで利用するゴム手袋をはめて走ったと言っていました。
これがもしかすると最強かもしれません。

私はこれを買いました。


finetrack(ファイントラック) エバーブレストレイルグローブ

・帽子
頭もしっかりと雨から守りたいです。

昨年は途中でみぞれが降ったという話を聞きました。

サンバイザーは雨の日はなんの役にも立たないので、ちゃんとキャップをかぶりましょう。

防水、撥水のものがあればなお良いと思います。

・ネッカチーフ
寒いときに首に巻いたり顔を覆ったりできる大型のネッカチーフもあったほうが良いと思います。

これがあると体への雨風の侵入を減らしてくれます。

・靴下
雨の中、濡れた状態で走ると、靴の中が蒸れてきて皮膚がふやけてマメの原因になります。

これを防ぐために靴下もちゃんと考えた方が良いです。

昨年はなぜか靴下だけちゃんと雨対策をしていました。

それがメリノウールソックスです。

蒸れにくい素材で温度調整の能力も高いメリノウールでできたランニング用の靴下がありますのでそちらをおすすめします。

昨年はずぶ濡れ状態でしたが、マメもできずワッカで水たまりにジャブジャブいくまでは快適でした。

私はこれを買いました。


R×L SOCKS メリノソックス 5本指タイプ

最後に

装備として気がついたところを記載しました。

すでにいろいろ対策を考えられている方も多いと思いますが参考にしていただければと思います。

最後にもう一度だけ

これだけはお伝えしたいのですが、

足が残っていて、制限時間もたっぷりあるのに、リタイアしたときの後悔は半端ない

です。

後悔のないように準備をしてぜひ一緒に完走しましょう!!

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